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【インテリアの一部であるキッチン】キッチンの基本と選ぶポイントをご紹介します!

【インテリアの一部であるキッチン】キッチンの基本と選ぶポイントをご紹介します!

【インテリアの一部であるキッチン】キッチンの基本と選ぶポイントをご紹介します!

こんにちは。虎岩インテリアデザイン事務所です。

インテリアのご相談の中でも迷いや悩みが多いのがキッチンです。
キッチンとは家の中心的存在であり、家族の絆を紡ぐ特別な場所と言っても過言ではありません。

思い描く理想のキッチン作りには、空間の広さや家族構成、ライフステージの変化なども考慮しながらプランニングをすることが大切です。

とはいっても、初めのことや設備の難しいことなど、わからないことも多いキッチンの事。
今回は、キッチン選びの参考になるの基本のポイントを「キッチンスペシャリスト」資格保有者がご紹介します!

1.レイアウトについて

生活空間とは独立した「料理をする場所」として「台所」と呼ばれていたキッチン。いまではダイニングキッチンとして、食卓やリビングなどとの繋がりが重視され、家族の集まる場所になってきました。

部屋の広さや生活動線を意識しながら、家族の過ごし方について考えてみると良いでしょう。

リビングで遊ぶお子様の様子を見ながら、テレビを見ながらお料理がしたい方は対面のレイアウトをおすすめします。独立型のアイランドキッチンは、LDKの真ん中に置くことも可能。空間の中心的な存在で、いつも家族を見守る事ができます。

キッチンに並行してダイニングテーブルを置けば、料理を横にスライドして運ぶ事が出来て、片付けも楽々。キッチンの前にテーブルを置くよりもリビングが広々使えるようになります。

また、アイランドキッチンだと手元が全部見えてしまい、生活感が気になる場合は、I型のキッチンに造作のカウンターをつけると、手元を隠しながらもコミュニケーションの取りやすいレイアウトが叶います。

お料理に集中したいという方は、壁に向かうⅠ型のキッチンがおすすめです。壁に窓があると外の景色や風を感じながらお料理が捗りそうです。

家族一緒にお料理を楽しみたい方は、コンロとシンクが離れたタイプのⅡ型をおすすめします。広々としたスペースを確保する事ができるので、複数の人が行き来しやすく、お料理を楽しめます。
また、対面式だと油ハネなどの汚れが気になる方は、コンロを壁側に向ける事で臭いや汚れに考慮出来ます。

2.サイズ選びについて

キッチンの使いやすい高さの目安は「身長 /2 +5(cm)」で計算します。低すぎると前かがみの作業が辛く、高すぎると肘や肩を上げ過ぎてしまう事があります。
複数の人が使う場合は、ワークトップを一番良く使う人に合わせ、収納やカウンターなどは他の人に合わせるのも良いです。

また通路の幅も大切です。しゃがみ姿勢でのスペースを考慮して、90cmは必要になります。
1人で作業する事を想定しがちなキッチンですが、後片付けや冷蔵庫の出し入れなど、2人同時に使うこともしばしば。大人が楽にすれ違えるように105cm以上あると快適です。

「ワークトライアングル」という言葉をご存知でしょうか?冷蔵庫、シンク、コンロの3点を結んだ3角形の事です。
この辺の長さが長すぎると無駄な動きが多くなり、短すぎると調理や配膳、収納などのスペースが不足し、使いづらくなります。3辺の合計を510cm程度に近づける事がスムーズな作業の鍵になります。

3.収納について

最近のキッチンは収納力抜群の物が多く、限られたスペースの中でも効率よく片付けられる構造になっています。電化製品や調理道具の大きさなどを考慮しながら、サイズを決めていくと良いでしょう。

オープンキッチンなどでキッチン収納もインテリアとして目につく場所にある事が増えてきました。
キッチンの扉と合わせたデザインや、あえて素材を変えてポイントにするものお洒落です。扉の質感やカラーをインテリアイメージと合わせて考えると空間の調和が取れます。
隠す収納では、曇りガラスなどにすると圧迫感が減り、スッキリとした印象に。お気に入りの食器を壁面収納に並べて飾るのもおすすめです。

意識したいのは、目の高さから膝の位置くらいまでのワークゾーンに普段使いの物を収納、足元にはストックなどあまり使わない物を収納すると、家事効率が断然良くなります。

4.清掃性について

毎日使うキッチンだからこそ、いつも綺麗にしておきたいもの。お掃除が簡単で、汚れにくいキッチンが理想的ですよね。

それぞれの素材や構造、機能を良く知る事が重要です。キッチン製品はスピーディーに進化しています。汚れを簡単に落とせる構造や、錆びにくく、汚れのつかない素材などを選ぶ事で毎日のお掃除の手間が楽になり、お料理にも楽しくなります。

慌ただしい年末の大掃除に避けて通れない、レンジフードの掃除も今では、ボタンを押すだけで自動洗浄してくれたりと、機能的な物が増えています。便利な機能を知って活用する事も大事なポイントの1つです!

おわりに

いかがでしたでしょうか?
まずは、今お使いのキッチンの好きなところや改善したいところを見つけたり、ワークトライアングルなどを測ってみたりすると、自分の理想のキッチンが見えてくるかもしれません。
新しいキッチンでこんなお料理を作りたい、家族でこんな風に過ごしたいとお伺いするのがインテリアコーディネーターの嬉しい時間でもあります。

東京・港区の虎岩インテリアデザイン事務所では新築やお引越しのインテリアコーディネートやリフォームなどのご相談・ご依頼を承っています。
キッチンスペシャリストも在籍しておりますので、キッチン周りなどのご相談もぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。

ご依頼お待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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