こんにちは。虎岩インテリアデザイン事務所の永田です。

まだ5月というのに真夏日が増えていますね。あっという間にエアコンを使う季節になってしまいそうです。

暑くなってくるこの時期、家に帰るとホッとします。
ドアを開けた瞬間、整理整頓が行き届いていると、とても気持ち良く感じます。
どんなにお洒落な空間にしても、片付けがうまくいかず、物が散乱していたら台無しですよね。

インテリアのご相談の中でも収納や整頓は、悩みの多いところ。
今回は、物とうまく付き合いながら、毎日の暮らしが快適になるインテリアコーディネートをご紹介します！

物が多いと、溢れた物をとりあえず詰め込んでしまったり、生活動線上に置きっぱなしにしたりと生活にも不自由が出てきたり、いつも探し物ばかりしているという状況にもなりかねません。

ご自身が持っている物の数がどのくらいになるかご存じの方はいらっしゃらないかもしれませんが、
一般には成人１人あたり1000から1500個の物で暮らせると言われています。この倍の数くらいの物がある方も多いようです。

「まだ使えるから」「高価だから」「捨て方がわからない」など物が溢れてしまう原因は様々。

必要な物＝使う物と考えてみませんか？
そしてそれを「いつ使うのか」ということで区別していくと良いでしょう。
長い間使わなかったとしても確実にそれを使う機会があるのであれば、それは必要な物です。

しかし、「安くてつい買ってしまった」「流行っていた」などの理由で手に入れた物で、使う機会がほとんどなければ不必要な物と言えるでしょう。

まずは、「本当に必要な物」を考え、精査してみてください。

仕事や家事に追われて、片付ける暇がなかったり、元々片付けるのが苦手という方もいらっしゃいます。

例えば、忙しくて時間が足りない方には「簡単さ」を重要視します。

生活動線の中にファミリーストレージを設け、収納場所を纏めます。家族みんなが使えるように暮らしの起点になります。
子供達も指定席を設け、「置く場所」を決めてあげることで積極的に片付けに参加してくれます。

「片付けが苦手なんです」というお声も良くいただきます。
何も考えずに毎回違う場所にしまってしまうことが多いようです。
そういった場合は、「どこに何をしまうか」を徹底することで片付けがとても楽になります。

収納のポイントは良く使うものは中段に、次に下段、あまり使わないものを手の届きにくい上段に置くと効率が良くなります。
使用頻度の高いものは手の届く場所にして、取り出しやすさを重視します。季節の物などあまり使わないものは奥行きを利用してください。

また、スキマスペースなども上手く使い、片付けられる場所を増やすことで、快適に過ごす事ができます。
収納は、スッキリ収まると気持ちいいですよね！

お気に入りのものはいつも見える所に、お洒落に飾りたいですよね。
抜け感のある壁面収納がおすすめです。

見せたいものはフォーカルポイントに持ってきたり、それ以外の物は扉収納に入れるなどメリハリをつけると空間が引き締まります。

趣味の物やコレクションしている物が暮らしの真ん中にあると、さらに愛着がわき、大切な物になるでしょう。好きなものに囲まれて過ごす時間は、生活の質を高めます。

壁に棚をつけるのではなく、壁そのものを収納としてインテリアのように収納を楽しむのも素敵です！
DIYなどで有効ボードをつけたりと、ちょっとした小物をスタイリッシュに飾ったり、ポストカードなども組み合わせれば、使い勝手とお洒落さが両立できます。

また、収納機能があるベンチやスツールなどを置く事で、狭いスペースで「座る」「置く」「収納する」など一つで解決でき、とても便利です。

生活感のあるものは隠す収納、デザイン性のある物は見せる収納で、整理整頓を楽しんでみてください。

いかがでしたでしょうか？

まずは、自分にとって本当な物を考えて、整理していく事がポイントです。一気にやらずに少しづつ、片付いた部屋をイメージしながら作業を進めると楽しく片付けが進みます！

収納がうまく行くと、空間にゆとりができ、毎日の暮らしがもっと心地良いものになります。

東京・港区の虎岩インテリアデザイン事務所では新築やお引越しのインテリアコーディネートやリフォームなどのご相談・ご依頼を承っています。
収納や、整理整頓のお悩みももちろん承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。

ご依頼お待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。