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インテリアコーディネートで、色の組み合わせの基本や注意することとは?

インテリアコーディネートで、色の組み合わせの基本や注意することとは?

補色関係とは

こんにちは。
インテリアコーディネーター、インテリアデザイナーの虎岩です。

すっかり陽が暮れるのが早くなりましたね。
街ではイルミネーションが綺麗に輝いています。
虎岩インテリアデザイン事務所も、外に少しだけクリスマス装飾をしています。

クリスマスカラーの赤と緑は色でいいますと補色の関係です。
補色とは色相環という色の表の中で正反対に位置する色同士のことです。
黄色と青紫、黄緑とピンクなどなど...

補色関係で注意すること

補色は正反対の色関係なので、目を惹く色の組み合わせでダイナミックな印象になります。
ただうまく組み合わせないとチカチカして見えたり、広告などで用いる場合には文字が見えにくくなるので注意が必要です。

画像は、2年後にマンションが竣工されるお客様のインテリアコーディネート打ち合わせのひとときです。
ラグの選定中で、ベージュのラグに青のフリンジがつきます。
ベージュは黄色ベースなので、こちらも「黄色と青」の補色の関係です。

補色関係であっても、彩度や明度によって落ち着きながらもアクセントのある空間になります。
フリンジにも色々ありますが、今回選定のフリンジは光沢があるので、可愛いイメージにエレガントさが加わり、大人シックでホテルライクなインテリアになります。
完成が今から楽しみです。

色の基本

色では「色相」「彩度」「明度」が基本です。
小学生の頃の美術の授業で学んだかもしれませんが、簡単にお伝えしますと。。。

色相

色味のこと。
緑、黄色、青、赤などのこと。

彩度

あざやかさのこと。
色味の強さです。

明度

色の明るさのこと。
白の量・黒の量・グレーの量によって異なる。


画像はリモートワークのためにデスクと収納を設けた造作家具のデザインです。
2年前にもご依頼いただいたお客様で、今回もお声がけいただきました。
とても嬉しいです。

ドミナントトーン

同じ色の強さでまとめたカラーコーディネートで、アクセントに黒など濃い色が入っていますが、基本のベースはペールトーンやライトトーンなど優しい色味でまとめました。

このように同じような色の強さ(調子)でまとめることを「ドミナントトーン」といいます。
ドミナントとは、支配という意味ですね。
ドミナントカラーは「薄い黄色、濃い黄色、あざやかな黄色」などなど、同じ黄色でまとめたものをいいます。

実はデスク天板と収納部分では少しだけ色味が違います。
優しいカラーに包まれた空間です。

ドミナントカラー

画像はリノベーション再販物件のホームステージングの一コマです。
これからセッティングを行うところです。

全体のブルーグリーンと、植物のグリーンで「ドミナントカラー」配色です。

コンセプトは「ティファニーで朝食を」で、ティファニーブルー色の壁紙をアクセントに入れました。
床材は見えていませんが「ペール」で明るく整えています。
隠れテーマを「シンデレラ」に設定し、装飾でかなりドレッシーに盛りました。

ダークなイメージの色を入れていないので、明るく爽やかで可愛いインテリアになりました。

おわりに

インテリアデザインやコーディネートでは、家具の配置・フォーカルポイント・照明計画・カラースキームなどさまざまな商材やエレメントの組み合わせで成り立ちます。
そして同じ立地で同じ環境の空間はないので、一つ一つが唯一無二の空間になります。

東京・港区の虎岩インテリアデザイン事務所ではインテリアコーディネートやリフォームなどのご相談・ご依頼を承っています。
下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また遊びに来てくれたら嬉しいです。



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