施工事例として公開していても、実際の施工現場ってどうなっているのか分からない事が多いと思います。
今回はそんな施工現場を少し公開します。

今回はその中でも「リフォーム」現場をお届けしようと思います。
少し気分を変えて模様替えしたい、中古物件を取得したから少し整えたい...

住んでからインテリアを整える事も十分可能ですので、参考になりましたら嬉しく思います。

こちらの画像にあります物件、内装のメイン照明にはシャンデリアが付いており壁は明るい木目が印象的なインテリアでした。

出窓もある為、全体的にエレガントで温かみのある雰囲気です。

こちらをお客様のご要望のもと、格好良くお洒落な和モダンにデザインコーディネートしていきます。

当初、お客様からのご要望では「壁紙に変更したい」とありました。
ですがこの素敵な木目を活かしつつ格好良く仕上げる事ができると思い、「濃い色味で塗装」をご提案しました。

天井も木目ですが、全体を濃い色味で囲ってしまうと折角の吹き抜けが感じられず勿体無いと思いまして、天井は既存のまま残す事にしました。
ゴールは、格好良くも温かみのある和モダンです。

しっかり養生しながら丁寧に職人さんが仕上げてくれました。

お客様からのご要望の一つに「赤」を使いたいというのがありました。

全体的に赤をきかせたコーディネートデザインですが、下り天井の一部にも赤をきかせました。

黒い壁の中にパキッと入る赤が綺麗です。

職人さんたちが手際良く仕上げてくれる度に感謝と嬉しさがこみ上げてきます。

少しづつインテリアコーディネートが完成していきます。

もともと大きな襖があったのと、キッチン側の引き戸はガラス入りでした。

この引き戸にガラスが入っている為、キッチンの様子が良くも悪くも見えてしまいます。

今回お客様は、リビングのメインの使い方として来客のおもてなしをメインに考えているとご要望がありました。

ですのでダイニングに座っている時やリビングにいる際、ごちゃつき易いキッチンが見えない様にあえて引き戸から襖へ交換し、既存の大きな襖と新規の襖の二つをつなげたデザインをデジタルプリントで表現しました。

壁は壁紙塗装の職人さんですが、一部の壁に陰影が綺麗に出る「木パネル」を施工したく大工さんにも現場に入って頂きました。

木を見つめた後に首を傾げる大工さん。
きっとミリ単位の世界があるのでしょう。

安心してお任せできる職人さんがいてくれるのは非常に有難い事です。

続々、家具が納品されます。
どんどん開梱し組み立てていきます。

ネジが合ってるか、傷は無いか、不具合が無いか、細かく見ていきます。

家具が無事に納品できるとホッとします。
一番ソファの搬入に緊張します。

他の家具は大抵バラせるのですが、ソファは大きくバラせない物が多いのでヒヤヒヤします。
今回の１人掛けソファは入り口玄関から納品ができず、別の腰窓から納品しました。

現場調査の時に確認しますが、やっぱりドキドキします。

施工が終わり、家具のセッティングが完了し、養生を片付けお掃除です。

綺麗に整えて微調整です。

よし！
とっても格好良い。
素敵な空間ができた！！

後はお客様へご報告です。

お客様へのご報告は毎回とっても緊張します。

今回も喜んで頂けました。
やはり嬉しいですね。

やっと美味しいお酒が飲めます。

簡単ではございますが、インテリアデザイン、コーディネートの施工現場を少しお見せしました。

デザインやコーディネートはお客様、デザイナー、職人さんのバトンが上手く繋がってこそ完成します。

参考になりましたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。

こちらの完成はギャラリー一覧よりご覧頂けます。