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空間を魅力的に引き締めるインテリアのコツ「フォーカルポイント」とは?

空間を魅力的に引き締めるインテリアのコツ「フォーカルポイント」とは?

家具を配置するうえで欠かせないポイント

こんにちは。虎岩インテリアデザイン事務所 中村です。

暖かかったり、急に寒くなったりと気温の変動が激しく、寒暖差で風邪も引きやすい時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
体調にはくれぐれも気をつけないといけませんね。

さて、今回はインテリアを考慮して家具を配置するうえで大切なことがございます。
それが、「フォーカルポイントを意識すること」です。

フォーカルポイントとは「焦点」

フォーカルポイントとは「焦点」「目を引く点」と言います。

お部屋に入ったときに、ぱあっと目がひく箇所のことをいい、「部屋の中で人の視線が集中する場所」と言われています。

西洋では暖炉、日本では床の間をイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。

フォーカルポイントを取り入れる場所

フォーカルポイントを取り入れる場所でおすすめなのが、「一番目がいくコーナーにフォーカルポイントを置くこと」になります。
なぜかと言いますと、例えば空間を四角の箱で見たときに遠い場所にいけばいくほど奥行き感が増しますね。

これは絵を描く際にもつかわれるのですが、透視図法を用いています。
英語ではperspective(パースペクティブ)ともいい、パースなどと言われたりしています。

リビングであればお部屋のドアを開けたときに1番目に飛び込む対角線上になります。
「入口から最も遠い対角の位置」にフォーカルポイントを作ってみましょう

フォーカルポイントの効果

つづいては、フォーカルポイントを取り入れることにより得られる効果についてご紹介します。

空間をより広く見せる効果が生まれる

最近ではリビングダイニングとキッチンを1つの部屋に空間を広くリフォームするお部屋が増えていますよね。
広いお部屋だとのっぺりした印象になりがちですがフォーカルポイントを取り入れてみることで空間にメリハリが出ます。
部屋全体でみると手前は低く、奥を高く配置することでより広がりが生まれます。

アクセント効果

アクセントとは「強弱」のこと。
空間がぼやけずに引き締まった、メリハリ間のあるお部屋にまとまりが調和されます。

壁面にアクセントクロスを取り入れてみるのも◎

目隠し効果

生活するうえで、生活感があるものや見せたくない箇所がありますよね。
視線を別の場所に集中させることで目隠し効果にもなります。

フォーカルポイントのつくりかた

ではさっそく、簡単につくれるフォーカルポイントの魅せ方をご紹介します。

壁面をあしらう

広い壁面を活かしたフォーカルポイントとしては、絵画や写真、鏡、タペストリーなどを飾ります。
絵などの中心部が床から140㎝~150㎝程度の高さにすることで自然と目線に入りやすくなります。

観葉植物

お花やグリーンはもっとも取り入れやすい小物ではないでしょうか?
大型であれば、お部屋の広がりと印象をガラリと変えてくれます。
また、グリーンを取り入れることにより、清々しい心地よさをもたらしてくれます。

家具

大型家具も配置次第でフォーカルポイントになります。
特に、柔らかさと空間を大きく魅せてくれるソファがおすすめです。

照明

「温かさ」と「心地よさ」をもたらしてくれる照明。
背の高いフロアスタンドはアクセントにもってこいです。

おわりに

今回はインテリアでは欠かせない「フォーカルポイント」についてお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。

空間全体を引き締めてくれるフォーカルポイント
ぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか。

虎岩インテリアデザイン事務所では内装リフォームから、家具・小物選びなど幅広くインテリアコーディネート・インテリアデザインをご提案させていただいています。
インテリアコーディネートのご依頼はじめ、ご質問・ご相談等ありましたら、お気軽にお問い合わせください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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