こんにちは！
インテリアコーディネーター＆インテリアデザイナーの虎岩です。
今回はインテリア空間をご提案する際に大切なインテリアイメージについてお伝えします。

インテリア空間をご提案するときは、空間の構成を確認しながら、お客様とご一緒にインテリアイメージを固めていきます。
使いやすく、動線が良いインテリア空間は、家具などの商材寸法選定などが要ですが、インテリア空間のテイストやイメージはお客様にとって居心地よく過ごせるよう計画する事が大切です。

このインテリアイメージというのは、お客様それぞれにおいて異なります。
モダンで格好良く女の子にモテるような部屋であったり、ホテルのようなスッキリシンプルな空間であったりさまざまです。

インテリアイメージには大きく４つのイメージに分けられます。
暖かいイメージ、冷たいイメージ、重いイメージ、軽いイメージです。
ヒアリングをしながら、どのようなインテリアイメージが良いか進めていきます。

さまざまなインテリアイメージがありますが、気分や季節によって適宜変更しながらカスタマイズしていくと良いでしょう。
カラー配色の配分にも関わりますが、アクセントでトレンドを取り入れていくと、空間を長く楽しむことができます。

因みにPinterestでは、今年2021年のインテリアトレンドはジャパンディと発表しています。
ジャパンディはジャパンデザインと北欧デザインの融合です。
素材感のあるロープや木などを取り入れたナチュラル＆シックなインテリアになります。

ベースカラー（メインカラー）は明るくも優しいアースカラーにグレー、ベージュを取り入れるのが特に近年のトレンドです。
また、配色の組み合わせでは、薄いグレーにビビッドなイエローを合わせるのも良いです。
明るいイエローは今年のパントンカラーにも選出されました。
カラーではイエロー、オレンジ、ミントブルーなどに、くすんだグレーベース色を合わせるとトレンド感が増すでしょう。
少し前に人気のコーラルピンクは、少し陰りが見えています。
無彩色であるグレーベースのスモーキーカラーにビビッドカラーをアクセントに取り入れると良いですね。

また数年前よりボタニカルインテリアが人気でしたが、今年からは素材感のある静かなリゾートのようなナチュラル＆ボタニカルなインテリアに注目が集まっています。
麻などのリネンやコットンは引き続き人気ですが、無機質で冷たい素材であるガラスやゴールドの細脚商材を空間にミックスするのも良いでしょう。

コロナ禍の影響もあり、リゾートのようなインテリアや自然を感じるインテリアが人気となっています。
特に室内で楽しむ観葉植物など取り入れる傾向が増えていて、小さい観葉植物は手軽に取り入れられるのでおすすめです。

同じくモノトーンインテリアは長く一つの定番として君臨していますが、今までのスッキリシンプル＆スタイリッシュなモノトーンより、リネンやコットンを取り入れたナチュラルモノトーンがトレンドになっています。

またモノトーンでは今まで白×黒とメリハリを入れつつ合わせることが多かったのですが、これからは白×グレージュであったり白×グレーで、ややぼんやりとホワイト系統でまとめると良いでしょう。

こちらも素材感のあるモノトーンがトレンドです。
既存のモノトーン空間に、1箇所木のスツールであったり、植物を取り入れたりしても良いですね。

インテリア空間は季節や環境、ライフスタイルに合わせて少しずつカスタマイズしながら育てていくものです。
クッション一つでも、今の気分に合わせて色や素材、形を選定していくと良いでしょう。

安定する配色計画や家具配置、寸法、安全計画などは存在しても、インテリアに正解はありません。
そこに住む人にとって「良いな」「心地良いな」と思ったらそれが正解です。

その時に出会うインテリア商材に一目惚れしたら、それは出会いです。
今の気持ちを表しているかもしれませんね。

インテリアコーディネート＆デザインのご相談、ご依頼お待ちしています。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
また遊びに来てくれたら嬉しいです！