お引っ越しや模様替えの時など、お部屋のインテリアを考えた時に
「インテリアコーディネーターへ依頼してみよう...」
そう思っても、どんな風に提案してもらえるのか不安な事が多いと思います。

どんな流れになるのか分からない...一体何を提案してもらえるのだろう...そんな方の為に！！
今回は私のインテリアコーディネート提案の一連の流れをご紹介します。

但しインテリアコーディネートは「ケースバイケース」なので、あくまで一例として読んで頂けましたら幸いです。

まず、お客様とのファーストコンタクトです。
一番はじめにメールのお問い合わせから始まります。

そして、少しだけお時間頂戴し電話にてお話しさせて頂きます。
ケースによりますが、さっと５分程の電話で終了する場合もあれば１時間以上お話しさせて頂く場合もあります。

この時にお伺いさせて頂く事は、引っ越し予定日、希望のインテリアイメージ、コーディネートさせて頂く部屋の様子などになります。
特にこの「コーディネートさせて頂く部屋の様子」にお時間を要する事が多いです。

希望のインテリアや内装にする為、メリット・デメリットが存在する場合や手間や納期が予想以上にかかる場合がある為です。

特に、賃貸マンションでは大きな造作工事や電気工事ができない場合があり、そういった内容をお話しさせて頂いてます。

そして次回のお打ち合わせの日程を決めます。
現場調査の日程ですね。

オンライン提案では現場調査を行わないのですが、スタンダードプランでは現場調査を行い、プランしていきます。
現場の様子を拝見し、窓からの眺めや雰囲気を考慮しプランしていきます。
この現場調査の時に室内の寸法や希望のソファの向き、暮らし方などお話ししながら、お打ち合わせを行っています。

ただお急ぎの場合は事前にお伺いしたインテリアイメージを基にラフプランを作成し、現場でイメージをご一緒に共有させて頂いています。
ご希望のソファ寸法や動線、新しい住まいで楽しみにしている事...図面や紙で説明する事も勿論ですが、現場で実際の雰囲気をイメージするとその後のプランの方向性が明確になりやすいです。

現場調査はお客様とイメージしながら話をしていくので、とても楽しくワクワクに溢れているひと時です。
この後１週間ほどでインテリアプランをご提案しています。

現場調査で行ったヒアリングを基に、インテリアプランをご提案します。
家具プランシート、配置が分かるフロアプラン、インテリアコンセプト、内観イメージ画像、お見積もりなどをご提出します。

その後ショールームへご一緒に周り、ソファの座り心地を確かめたり、テーブルの雰囲気を確認したり..他にも張地のサンプルを集めながらプランを詰めていきます。

いよいよインテリアイメージが固まってくる時です。
プランが決定したらご入金頂き、家具商材や職人さんの手配を進めます。

どんどん手配を進めます。
ソファやテーブルなどの大きな家具は家具屋さんへお願いし、カーテンはカーテン屋さんに、壁紙がある時は職人さん、照明工事屋さん、吹き抜けで照明の取り付けや壁紙の施工が大変な時は足場屋さん、観葉植物の買い付け、時計や小物の買い出し...他にも忘れてはいけないのが当日持参するグッズたち。

ドライバー、六角レンチ、テグス、軍手、両面テープ、ハサミ、カッター、結束バンド、メジャー、踏み台...
結構な大荷物です。

先日の納品日、現場へ到着し早めに待機していましたが、お客様のご自宅に鍵だけ先にお借りしようと急遽お伺いする事になりました。
大荷物抱えて移動していたら、見るに見かねた街交番のお巡りさんが大荷物を預かってくれました。
本当にとても、とても有り難かったです。

時計や小物は流動的なので、在庫が無くならないように確認します。
一番慌ただしい時です。

家具の納品、小物などのセッティングを終え、コーディネート完了です。

部屋の数や規模にもよりますが、朝９時から１８時頃までかかる事が多いです。
一部屋だけであれば昼過ぎに終わることもあります。

以上が住宅コーディネートの一連の流れになります。
簡単ではございますが参考になりましたら嬉しいです。

今回ご紹介の事例はギャラリー一覧よりご覧頂けます。
良かったら覗いて見て下さいね。

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