こんにちは！虎岩インテリアデザイン事務所の永田です。
毎週金曜AM11:00にインテリアのトレンドや疑問、弊社についてのニュースなどを発信しています！

昨年は、事務所移転など大きな変化があった年でもありました。今年もまた気持ちを新たにこれまで以上の努力をもって、お客様に寄り添うインテリアコーディネーターとして、ご要望にお応えできるようにしてまいります。
本年も変わらぬご愛顧のほど何卒お願い申し上げます。

さて、先日家具の特徴や素材についてお話させていただきましたが、では「実際にどうやって家具を選んだらいいの？」「予算はどのくらい考えればいいの？」というご質問をいただきましたので、今回は家具の選び方や予算とのバランスについてお話させていただきます！

↓家具の特徴についての記事

家具はどこで購入したらいいの？最近では、以前あったような家具の小売店が減り、ネットや通販などでも気軽に家具が購入できるようになりました。
しかし、大切な家具を選ぶには実際に目で見て、手で触れてその使い心地や雰囲気を感じてもらいたいです。

家具の販売先例
・メーカー（代理店や直販）のショールーム
・輸入代理店
・小売店
・通信販売、ネットショップ
・デパート
・ファッションブランド、セレクトショップ
・インテリアコーディネーター

家具選びの留意点ですが、特に注意が必要なのは海外仕様の輸入家具です。
日本とはお部屋の広さやサイズが違う事、また家の中でも靴を履く習慣があったりと生活スタイルや、湿気が少ないなどの気候の違いもありますので注意が必要です。
日本よりも天井高が高い海外仕様の家具は、日本住宅に合わせると驚くほど大きく、高く感じることがあります。

家具を選ぶ時は、メンテナンスを繰り返しながら長く使える物を選ぶと愛着が出て、思い出を一緒に紡ぐことが出来ます。
メンテナンス可能で、保証があるものがおすすめです。また、受注生産などでは納品期間が長くなることがありますので、早めに家具を探すと妥協せずにピッタリとしたものを見つけることが出来ます。

また、搬入経路をしっかり確認しないと、納品の際に入らなかったという事もあり得ます。玄関ドア、サッシ、エレベーター、廊下、室内のドアなど、どこを通るかをあらかじめ確認する必要があります。

家具の予算を決める時は、まず必要な家具とトータルの予算をある程度決めておくと良いでしょう。
最初に大まかにでもイメージしておくと、後々家具が足りなかった、予算がなくなってしまって、妥協して欲しい家具が買えなかったということも防ぐことが出来ます。

まずは部屋にあった大きさ、使う人の人数などを第一優先に、それからお好きなデザイン、材質を順番に考えると良いでしょう。
好きなアイテムが複数ある場合は、何パターンか見積もりを依頼して、最後に調整するのもおすすめです。

使用期間が短い場合などは、価格が低い物でも十分な場合もあります。将来のお引越しや子育て期間についても考慮すると、予算にあった家具をスムーズに見つけることが出来ます。

同じような雰囲気の家具でも値段が全く違うことがありますよね！価格の違いについては以下のような点があります。

・木材の樹種の違い（例：ウォルナット材>ナラ材）
・木材の素材の違い（例：無垢>突板>化粧合板）
・デザイナーズブランドかリプロダクトか
・加工方法（角型より円形や曲線形状の方が割高になる場合があります）
・皮製品は、質や染色方法によってランクがあります
・布製品は、糸の折り方やデザイン、また入手経路によりランクがあります

家具のデザインだけではなく、良質な素材を使っている物は使い心地もより良く感じると思います。
使い心地や触り心地、家具への思いについて知ることでより良い家具に巡り会えるのでは？

いかがでしたでしょうか。

これからますます寒さが本格的になってくる時期。お家でゆっくり過ごすことも増えますよね。
素敵な家具に囲まれてお家時間を楽しんでみませんか？

虎岩インテリアデザイン事務所ではお部屋のイメージに合わせた家具のトータルコーディネートや買い替え、今お手持ちの家具などとのバランスに考慮したコーディネートなども行っております。
是非、お気軽にご相談ください！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。